11月6日に首里杜まちづくり推進協議会が開催されました。
令和5年度の活動報告と、6年度の活動計画が発表され、学識経験者の先生方と地域住民から意見や質問が出ました。すいまち研は地域側の事務局として関わっています。今年度は首里杜地区を「観光客が入ってもいいエリア」「入ってほしくないエリア」に色分けすることを目標に、ニシカタ地区、金城地区、三箇地区のエリア別に各2回のワークショップ、全体でまとめワークショップを1回行います。その前段階として11月18日には講演会を予定。こちらの詳細はまた改めてお知らせします。
2026年に首里城正殿が完成すると、また首里でオーバーツーリズムによる渋滞が戻ってくることが予想されます。地域での課題は、首里城への一極集中による龍潭通りの渋滞、細街路への迷い込み車両、そして直行直帰型観光により周辺地域が大して潤わないこと。首里城の外への回遊を促進することで、一極集中からピークを分散させることが求められます。
県では松崎馬場と龍潭周辺、中城御殿の復元整備を、市では伊江殿内庭園の整備を進めており、これにより人の流れは変わってくるでしょう。長年かけて整備が進められていた龍潭通りも、2026年には間に合わせるそうです。50年後の首里をみんなで考える場になるよう、ワークショップで議論を深めたいと思います。環状2号線、桃原大通り、龍潭通り、金城ダム通りで囲まれた首里杜地区住民の皆さんには講演会とワークショップのお知らせもポスティングしますので、お気軽にご参加ください。すいまち研のFBでも情報発信していきます。