すいまち研からのお知らせ

首里杜地区・首里歴史エリアまちづくりMAPについて

首里杜地域の交通問題や回遊促進のための拠点整備、そして高齢化という特徴を持つ首里杜地域のくらしのQOLの向上を含めた「政策マップ」を作成しました。

10月3日に開催の「首里城再興学術シンポジウム2021」のポスターセッションでお披露目しました。ポスターセッションは当会副理事の平良斗星が担当しました。

首里杜地区・首里歴史エリアまちづくりMAP
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首里城は年間約250万人が訪れる大観光地だが、首里城だけを見て帰る大型バスとレンタカーによる「直行直帰型」観光は、観光客の首里地域への回遊も無く、渋滞や細街路へのレンタカーの進入等の交通問題もまちづくりの大きな課題となっていた。火災後にこれらの現象がピタリと止まったことで、これらの課題の大きな要因であったことは証明されたと考えられる。

これらの課題解決のため、当NPOでは、行政に住民の声を届ける活動を始め、首里城周辺のまちづくり団体と「首里杜会議」を立ち上げ、「首里城復興基本方針」に合わせ、地域住民に深く関わる部分についてシンポジウムやワークショップ等を開催し、提言書をとりまとめ、県・市へ手交した結果、「首里城復興基本計画」には首里杜会議の提言が多く盛り込まれた。

本プロジェクトは、ここで取りまとめられた首里杜地域の交通問題や回遊促進のための拠点整備、そして高齢化という特徴を持つ首里杜地域のくらしのQOLの向上を含めた「政策マップ」として作成された

「首里城再興学術シンポジウム2021」サイトより引用
https://res.skr.u-ryukyu.ac.jp/shurijo_symposium2021abstract.html#p14